高砂市文化会館じょうとんばホール(高砂市高砂町)で9月30日、「高砂民舞発表会」が開催される。主催は高砂市民舞団体連絡協議会。
高砂市文化祭り事業の一環。高砂市内で活動する民謡・舞踊グループが日頃の活動成果の発表と民謡・舞踊を通じた地域交流と日本文化普及を目的に毎年開催している同イベントは今年で54回目。昨年は約800人が来場した。
同協議会には現在13団体224人が所属している。会長の北野美智子さんは「世代や暮らし方は違っても、いつも時代でも人々の心が求めるもの、それは故郷や過ぎ来し時代を思い起こせる歌であり、舞ではないかと思う」と話す。
当日は全13団体が出演し、69演目を披露する。最後の演目では18人が舞を披露する。同イベント事務局の前川吉也さんは「地方ごとに根付いた民謡だけでなく、演歌や歌謡曲を使った新舞踊などもありさまざまな歌や舞が楽しめる」と話す。
「このイベントが健康や地域交流の促進、次世代に日本文化をつなぐ機会になれば」と来場を呼び掛ける。
9時30分開場、10時開演。入場無料。