加古川市は11月21日、ワークショップイベント「かこがわの未来へ想いをつなごう~『DIY都市』の実現に向けて~」を開催.する。現在市民の参加を呼び掛けている。会場はウェルネージかこがわで定員は50人。
同市では本年度、デジタル技術をまちづくりに活用する「加古川市スマートシティ構想」を策定する。実現すれば、時間帯や場所を限定せず行政手続きが可能になるほか、デジタル教育の実現、スムーズな窓口対応などが期待される。10月にはコード・フォー・ジャパンとスマートシティの推進に関する協定を締結し、市民参加型のプラットフォームを導入して政策に関する意見を募っている。
ワークショップは、デジタル技術に詳しくない人にも参加してもらおうと企画。コード・フォー・ジャパンのサポートの下、市の職員を交えたグループに分かれる。議論するテーマは「市民」「まち」「行政」の大枠のテーマに設けられた17項目の取り組み案からグループごとに選び意見交換を行う。
情報政策課の十時崇充さんは「さまざまな市の課題についてICTを活用して解決し、市民の皆さんの生活の質を向上させたい。『加古川市スマートシティ構想』の策定に市民の皆さんの意見を反映させるため、気軽にご参加いただいてアイデアやご意見を聞かせてほしい」と呼び掛ける。
申し込みは市のホームページか電話で受け付ける。加古川市企画部情報政策課(TEL 079-427-9127)。11月13日まで。定員に達し次第終了。