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加古川警察署員ら、飲酒運転・詐欺被害撲滅の寸劇を有線放送向けに録音

録音中の署員ら

録音中の署員ら

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 兵庫県加古川警察署交通課と生活安全課の署員らがJA兵庫南稲美有線放送(加古郡稲美町)で、飲酒運転と詐欺被害の撲滅を訴えるラジオドラマ仕立ての放送番組「セーフティ加古川」を録音した。

飲酒運転・詐欺被害撲滅を訴える署員ら

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 毎週木曜18時から放送する「セーフティ加古川」は、同署と同有線放送がタイアップして制作している番組。署員が出演し、交通安全啓発を中心に道路交通法の改正などについて住民に分かりやすい表現を用いて解説し放送している。

 今回の企画は、新型コロナウイルス感染予防の自粛が解除されてから飲酒の機会が増えていること、還付金詐欺や特殊詐欺などの被害にあう傾向が増加しているなど、同署員が実際に起こった事件、事例を元にラジオドラマ仕立ての寸劇として台本に仕上げたという。

 飲酒運転撲滅を訴えたドラマは、店で飲酒した男が酔いを覚まそうとして自動車の中で仮眠する。アルコールが抜けたと思い、自動車を運転して逮捕されてしまう内容。還付金詐欺、特殊詐欺は、小話と漫才風に仕上げて犯人の巧妙な手口を電話の口調を演じる。高齢女性役にだまされないようにと訴えかけた。

 同署員の毛利明子さんは「警察官が演じることで、3世代家族にも身近な話として面白く聞いてもらえるのではと思い取り組んでいる。不安なことがあれば遠慮なく警察署に相談してほしい」と話す。

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