加古川の「兵庫県立加古川医療センター」(加古川市神野町)で11月4日、「10周年フェスタ」が開催される。
同医療センター総務部次長の敦見真典さんは「神野町に移転後、開院10周年を迎えた。地域の方々や患者さんへこれまでのご支援とご協力に感謝を込めて企画した」と話す。
当日はドクターヘリおよびドクターカーの見学会や北京オリンピック陸上競技銀メダリスト朝原宣治さんの講演会をはじめ、医療に関するクイズ大会、ちびっこ白衣体験、心肺蘇生体験、病院食や栄養補助食品の試食、健康相談など救急科や看護部などセンター内の各部署から充実した企画が用意される。
そのほか、地元中学校の吹奏楽部などによるロビーコンサート、地元高校による農産物の販売、行列ができるという店舗による人気メロンパンの販売、お菓子のつかみ取り、バルーンアートなど親子で一日楽しめる内容を用意した。兵庫県のマスコット「はばタン」も会場内を巡回する。
敦見さんは「県内でも当医療センターと神戸中央市民病院にしかない感染病棟の見学もできる。この度のフェスタを通じて、医療や健康についてもっと身近に感じてもらえるとうれしい。気軽にお越しいただき楽しく学んでもらえれば」と呼び掛ける。
ドクターヘリ見学会および講演会の事前申し込みは既に終了。そのほか、人数制限のイベントもある。問い合わせは加古川医療センター総務課(TEL 079-497-7000)まで。