旧西ドイツ製のグロトリアンピアノを使ったコンサートが10月16日、加古川ファンクラブピアノサロン(加古川町木村)で開かれる。高砂ぺんぎん舎主催。今回で5回目。
「加古川ファンクラブ」は地元のイベント情報を発信するウェブサイトで、サロンも運営。代表の一角博司さんが旧西ドイツ製のグロトリアンピアノを音楽家から引き取り「誰かに弾いてほしい」と、高砂ぺんぎん舎として活動するピアニストの島崎純子さんに相談した。
島崎さんは「長く使っていなかったピアノだったので最初は良い音が出にくかったが、今は良い音が出るようになった。毎月コンサートではゲストが替わり多彩な楽器が聴ける。今回はバイオリニストの天川絵梨佳さん。曲目はモーツァルトのヴァイオリンソナタや葉加瀬太郎さんなど、全8曲ほど用意している。ぜひたくさんの人に来てくれたらうれしい」と笑顔で話す。
天川さんは「バイオリンというと高級なイメージがあるが身近な楽器。今回はピアノとバイオリンで皆とつながる縁を大切にしたい」と話す。
開催時間は11時~。入場料は1,000円。