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加古川市立鳩里小学校ソフトボールチームに兵庫ハウジングサービスがユニホーム寄贈

淵脇州平さん(右)、川﨑和彦さん(左)

淵脇州平さん(右)、川﨑和彦さん(左)

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 加古川市立鳩里小学校(同市加古川町)に通う6年生で編成されるソフトボールチーム「鳩里ファイターズ」が、不動産会社の「兵庫ハウジングサービス」から寄贈された新ユニホームで試合を行った。

試合の様子

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 同チームは毎年、鳩里小学校区にある3つのソフトボールチームに所属していた6年生が引退後から中学校進学までの期間に所属するチームで、現在は同町の北在家、友沢、稲屋地区の3チームから17人の児童が集まる。試合には例年、稲屋地区のユニホームを借りて出場していた。

 監督の川﨑和彦さんは「6年以上続いてきた取り組み。短期間のチームだが小学校最後の思い出をつくれるこのチームにユニホームを作ってあげたかった」と、ユニホーム作成のきっかけを話す。

 資金調達に困っていたところ、同社社長の淵脇州平さんが快く引き受けた。淵脇さんは「稲屋でチームの監督をしている兄に声を掛けられた。こんなに会社の宣伝をしてもらえることがありがたく、喜んで引き受けさせてもらった。今回、ユニホームを寄贈したことで、おいの試合を見に行くきっかけにもなった」と話す。

 参加する児童の自主性を大切にしたいと、チーム名は児童たちが話し合いで決める。毎年チーム名が変化するため、どんな名前にも対応できるように学校名の「鳩里」のみを入れたユニホームを作った。新しいユニホームを受け取った児童たちは「かっこよくてうれしい」「新しいユニホームを着ていつもよりやる気がでたので頑張りたい」と意気込んだ。

 同チームの練習は週末に鳩里小学校の校庭で行う。兵庫県知事杯(姫路市)に出場、決勝リーグに進出し9月29日に準決勝を迎える。11月4日には加古川市の試合に出場する。

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