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加古川の洋菓子店がピアノラウンジ姉妹店 カラオケ設備も

「ピアノラウンジchouchou(シュシュ)」店主の山本美鈴さん

「ピアノラウンジchouchou(シュシュ)」店主の山本美鈴さん

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 JR加古川駅近くに12月4日、ピアノの生演奏を楽しめる「ピアノラウンジchouchou(シュシュ)」(加古川市加古川町)がオープンした。

店内の様子

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 同店を運営するのは昭和38年より営業する地元洋菓子店「モンブランKOBE」。「加古川に音楽の文化を広げたい」との思いから、食事と音楽を楽しめる店をコンセプトに子会社である「サクセゾン」が店舗を展開。
 同店は、6年前より営業するスイーツカフェバー「ヴレ クーフゥ」の姉妹店にあたる。

 店舗面積は16坪。白のインテリアを基調とした店内は、イメージカラーであるグリーンの小物を配色し落ち着いた雰囲気を演出。6人掛けと11人掛けのソファ席とカウンター7席、補助席をあわせて25席を用意する。

 店名の「chouchou」は、フランス語で「お気に入り」を意味する。

 「人との出会いを大切に、たくさんの人にかわいがってもらいたいとの思いを込めた」と話すのは、店長(マダム)の山本美鈴さん。もともと姉妹店の「ヴレ クーフゥ」に勤めていたが、空き店舗が出たと声が掛かったことから、同店の店長を任されることに。「ご縁がつながってかたちになった」とわずか1カ月で開店にこぎ着けた。

 営業時間内は、4人のピアニストが交代で生演奏を披露。ジャズやポップスなど懐かしの名曲を中心に、客のリクエストに応えることもできるという。演奏以外の日はカラオケを楽しむこともできる。

 ドリンクは、ボトルキープ制でセット料金は4,000円。ウイスキーやバーボン、ブランデーなど8~9種類を用意し、生のフルーツを使った「フルーツカクテル」もそろえる。

 神戸在住だという山本さんは「加古川のことはまだ詳しくないが、音楽をたしなむ人が多い印象がある。人との出会いの場、社交の場をつくれたら」と話す。「お客さんから加古川のことをいろいろ教えてもらえたらうれしい」と笑顔を見せる。

 営業時間は19時~24時。日曜定休。

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