3年でメンバーが入れ替わるオーケストラ
阪神・淡路大震災からの心の復興のシンボルとして2005年にオープンした兵庫県立芸術文化センターの専属オーケストラ、兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC=パック)。国内外から選抜された若手音楽家が最長3年の在籍期間に様々な経験を積んで次のステップへと巣立つ、世界でも稀な「アカデミー」の要素を持つプロ・オーケストラです。現在は日本、アジア、欧米から集まった41名のメンバーが在籍。140名を超える卒団メンバーが、国内外のオーケストラで活躍しています。
毎年9月に新メンバーを迎え、メンバーを入れ替えながらPACの音を築き上げてきました。

佐渡裕芸術監督 (C)飯島隆
地域に根差した活動
PACは公立のオーケストラとして、地域に根差した活動にも力を入れています。2006年にスタートした「わくわくオーケストラ教室」では、兵庫県内の全ての公立中学1年生を招待し、毎年約4万5千人の生徒たちが生のオーケストラを鑑賞しています。また、小学校や特別支援学校へのアウトリーチ活動を通じて、子どもたちが音楽と出会う機会を提供しています。

兵庫芸術文化センター管弦楽団
21年目の新章スタート。2026-27シーズン概要
21年目を迎える新シーズンでは、日本初演となる現代作品から、ベートーヴェンやマーラーといったオーケストラに欠かせないレパートリーまで、幅広いラインナップを取り上げます。佐渡裕芸術監督が指揮をするのは9月、翌年1月、8月の3公演。1月は記念すべき第1回定期演奏会で取り上げたR.シュトラウスの「英雄の生涯」を再演、8月はグラミー賞を3度受賞した伝説的クラリネット奏者、リチャード・ストルツマンを迎えます。他にも名匠ユベール・スダーン、ドイツの名門オーケストラを率いるミヒャエル・ザンデルリンク、太鼓の林英哲など、国内外から豪華指揮者・ソリストが登場します。

ユベール・スダーン(指揮)(C)F. Fujimoto
ミヒャエル・ザンデルリンク(指揮)
カーチュン・ウォン(指揮)(C)Ayane Sato
アレクサンドラ・コヌノヴァ(ヴァイオリン)(C)Alex Lordache

ポール・ダニエル(指揮)(C)Frances Andrijich
林 英哲(太鼓)(C)eye ohashi
阪田 知樹(ピアノ)(C)Ayustet
リチャード・ストルツマン(クラリネット)