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加古川の寺家町商店街で夏の風物詩「土曜夜市」 今年で50回、地元へ恩返し

寺家町商店街振興組合理事長の松原公平さん

寺家町商店街振興組合理事長の松原公平さん

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 夏の風物詩にもなっている「土曜夜市」が7月27日と8月3日、加古川の寺家町商店街(加古川市加古川町)で開催される。主催は寺家町商店街振興組合。

寺家町商店街で「笑顔の絵」を見る親子

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 旧西国街道に当たる寺家町商店街で開催される同イベントは、1969(昭和44)年に始まり、今年で50回目の開催となる。同商店街振興組合理事長の松原公平さんは「毎年、地元の人への恩返しの気持ちを込めて開催している。当時は同商店街を歩くのが大変なくらいの人混みでごったがえしていた」と当初を振り返る。「50年たつと、昔子どもを連れて来ていた人が、今は孫を連れて3世代でイベントを楽しんでいる」とも。

 イベント当日は約40店が出店する予定。催しでは毎年子どもの行列が絶えない恒例の「鬼退治」をはじめ、「さいころゲーム」や「ガラポン抽選会」などを用意する。特設メイン会場では地元のフラメンコグループ「ラ・フェンテ」による踊りや、ジャズユニット「岸本美咲カルテット」などの音楽ステージ、お化け屋敷を行う。

 同商店街振興組合販売促進部の池澤文隆さんは「毎年開く『音楽イベント』では、ジャズを知らない小さい子どもが音楽にあわせて体を揺らして生演奏を聴いて楽しんでいる」と笑顔で話す。「毎年、地元で活躍している人が協力してイベントを盛り上げてくれている」とも。

 同商店街では現在、市内の幼稚園児や一般の人から募集して思い思いに工夫し制作した「笑顔の絵」を約1200点展示している。8月7日まで。

 松原さんは「毎年の積み重ねがあっての今年50回という節目を迎える同イベント。来場される皆さんに喜んでいただけるよう、100回目に向けて同商店街振興組合の仲間で総力を挙げて同イベントを盛り上げていけたら」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は17時~20時。

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