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加古川で「東はりま風景写真展」 まちの記録後世に

加古川風景写真クラブのメンバー

加古川風景写真クラブのメンバー

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 「第12回東はりま風景写真展 わがまち撮り歩き」が3月25日、「加古川市立松風ギャラリー」(加古川市野口町、TEL 079-420-2050)で始まった。主催は加古川風景写真クラブ。

会場の様子

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 東播磨2市2町の古き良き風景を写真に撮って残す目的で始めた同展は今年で12回目。代表の竹中計夫さんは「写真を『作品』ではなく『記録』として地元の人で残していこうと、メンバーの納庄昭雄さんと2人で始めたのがきっかけ」と話す。今では竹林サユリさん、中島豊一さん、西浜彰夫さんが増え5人で活動している。

 竹中さんは「何気ない風景をふらりと撮っている。親しみを持てるような写真を一枚一枚撮り続けているので風景を身近に感じてもらえたら」と話す。月に1回の定例会では、自分の選んだ写真を持ち寄り「ああでもない、こうでもない」とメンバー全員で批評し、その中から選んだ写真を毎年展示している。

 今回の写真展は、竹林さん4作品、竹中さん6作品、中島さん6作品、西浜さん6作品、納庄さん6作品の計28作品が展示されている。竹林さんは作品を見ながら「桜のピンクの色を出すには満開前に撮るのがいい。満開時に撮ると白っぽく写る」と話す。西浜さんは「タイトルは見たままズバリを付けるのではなく、少しひねりを利かせた方がいい」と話す。

 毎年来場するという生田登さん(加古川市在住)は「毎年新しい作品が出展されるので非常に興味深い。毎年楽しみの一つ」と話す。

 中島さんは「みんなと同じ思いで撮り続けている。これからも続けられたら」と話し、竹中さんは「会員5人で後世に残したい身近な風景を撮っているクラブ。気軽に見に来てほしい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~17時(最終日は16時まで)。入館無料。今月31日まで。

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