加古川のコミュニティースペース「びぃぷらす」(加古川市加古川町、TEL 079-426-1442)で3月3日、ハーバリウムの手作り体験会が開催された。主催は加古川出身明石市在住でハーバリウム教室「KAUHOLA(カウホラ)」講師の中畑真麻さん。
昨年3月に加古川のケーブルテレビに出演してハーバリウムを紹介したことがきっかけで、活動の場を加古川に広げた中畑さん。1年間、同スペースでハーバリウムの手作り体験会と資格取得講座の講習を開いてきた。
中畑さんは「1年間続けてみて、たくさんの人が手作り体験会に足を運んでくれた。コミュニティースペースで開催したことで参加しやすく、いろいろな人と出会い、たくさんのつながりができた」と話す。「ハーバリウムに関するいろいろな悩みを持った人が来てくれ、ちょっとした悩みが解決できたという声をもらい、自分が人の役に立っていることが実感できた」とも。
神戸市北区在住で体験会に5回参加した女性は「友達に誘われて参加したのがきっかけ。材料の花の種類が豊富で選ぶのがいつも楽しみ。デザインも自分の好きなようにできるので、色や花の組み合わせによって作る度に違ったものができて非常に楽しい。いつもアットホームな雰囲気で、楽しくて何度も通いたくなる場所。ハーバリウムが趣味となった」と笑顔で話す。
中畑さんは今まで自分の活動を知ってもらうため、毎月地元の明石のイベントに参加していたが、今後は活動の幅を広げ、淡路や姫路などのイベントにも参加するという。自宅でレッスンや資格取得講座を行うほか、ハーバリウムの資格取得者向けにハーバリウムをビジネスとして進めていくためのオンライン講座を始めるという。
中畑さんは「ハーバリウムを今から体験したい人、別のところで体験したが思うように作ることのできなかった人など、自分のイメージしたハーバリウムが完成できるようにきちんとアドバイスするので体験してもらえたら。ハーバリウムの資格を取得したけど、どうしたらいいか、どこで活動したらいいか分からない人がたくさんいる。ハーバリウムに魅力を感じて取得した資格なので諦めずに続けてほしい」と呼び掛ける。