「肉(29)の日」にちなみ、「西脇ローストビーフVS加古川ギュッとメシ食べ比べスタンプラリー」が2月9日に始まった。加古川市での同様のイベントは今年で3回目となる。主催は西脇市観光協会、加古川市観光協会。
期間中に「西脇ローストビーフ」を提供する11店舗と「加古川ギュッとメシ」を提供する12店舗で対象メニューを注文すると、1品ごとにスタンプ1つが押印される。スタンプ2つ(西脇、加古川で1品ずつ)またはスタンプ3つ(西脇、加古川のどちらかで3品ずつ)を集めて応募した人の中から抽選で合計100人に両市の特産品「黒田庄和牛」や「加古川和牛すき焼き肉」などを進呈する。
肉をテーマに西脇市、加古川市がそれぞれ新しいご当地グルメを開発する事業を展開し、3年前に西脇市の「ローストビーフ」、2年前に加古川市の「ギュッとメシ」がそれぞれ誕生した。加古川市観光協会の辰巳公哉さんは「『ギュっとメシ』ができた時に西脇市観光協会から『2つのご当地グルメを盛り上げたい』と声を掛けてもらったことがきっかけ」と話す。
「西脇ローストビーフ」は黒田庄和牛のローストビーフを使ったメニューで、地元のカラフル野菜、オリジナルソースを使う。「加古川ギュっとメシ」はみそベースのタレに漬けた牛肉をアレンジし、味の変化を楽しませることが条件。辰巳さんは「加古川は食べ方をいろいろと工夫したメニューがそろっているので楽しんでほしい。西脇市は最高級である黒田庄和牛のローストビーフをいかに料理に使うか、牛肉をどのように使っているかが一番の見どころ」と笑顔で話す。
「加古川市民の皆さんには、ぜひ『加古川ギュッとメシ』を食べて応援してほしいが、敵を知ることも大事なので西脇市の『ローストビーフ』も食べてほしい。まずはたくさんある店舗をパンフレットでじっくり見て、楽しみながら選んでもらえたら」と参加を呼び掛ける。
パンフレット兼応募用紙は参加店舗、JR加古川駅構内「まち案内所」に設置(無料)。3月31日まで。