企画展「DOTS 2019」が1月17日から、ギャラリー「ガレリア・プント」(加古川市加古川町、TEL 079-424-7766)で開催されている。主催は、ガレリア・プント。
地方から次世代を担う若手作家を輩出する目的で2018年に始めた同展。当初は展覧会形式で開催していたが、今回は事前に募集した公募作品を展示する公募展形式で開く。応募作品の中から18作家31作品を選出し展示する。特別枠として小学生以下5人の作品も展示する。
同ギャラリーの藪多聞(やぶたもん)さんは「地方からいきなり東京でスターになるのは難しい。地方から小さなスターを見つけたいと思っていた時に、プントに来ていた若者たちに何かしないかと声を掛け賛同してくれたことが同展開催のきっかけ。ここを最初の起点にしようと始めた」と話す。
同展では展示作品を一般の来場者とホームページからの投票で選考する。票数の多かった上位7人は、次回の「DOTS」に無料で出展することができる。上位5位以内を3回獲得すると当ギャラリーでの個展開催の権利が得られるという。
投票ルールは、ホームページからの投票が1票につき1ポイント。会場での投票は1票につき2ポイントとなる。小学生以下の作品は投票対象外。
藪さんは「ジャンルを現代アート、アニメ、イラストレーションに絞り込むことで専門性が高まる。他の企画展とは違う色を出していきたい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~19時30分(最終日は11時~16時)。月曜・火曜・水曜休館。2月3日まで。