加古川のパーソナルトレーナー水田伸一さんが、シニア世代の元気な体づくりを目指した「元気塾」(加古川市東神吉町、TEL 090-1138-1223)を開講した。現在生徒を募集している。
水田さんは、トレーニングジム「元気UP↑倶楽部」(同)を経営する傍ら、自ら考案した介護予防プログラムの講師やDVD「いきいき百歳体操 加古川市版」に出演するなど、さまざまな活動を通じ、シニア世代の健康寿命を延ばす元気な体づくりを広めている。30~80代の幅広い世代が通う同ジムで、シニアに特化したコースを作りたかったという。
「70、80代になると健康に個人差が生まれるが、元気な人は介護にならないように何かしている。運動をちょっとすれば介護を予防できるもったいない人がたくさんいる」と水田さん。「足がつってしまうのも年のせいだけではなく、運動不足が原因。筋肉が落ちてきている為で、ふくらはぎを鍛え、柔らかくすれば防ぐことができる」とも。
高齢化する社会で、介護を予防するには体づくりには足腰が大事。「スクワットが特に良い」と言う水田さんは、授業の中で正しいスクワットの方法や足がつらない方法も指導する。レッスン内容は、筋力・柔軟性・バランスを向上させる簡単な筋力運動、ひざ・腰・股関節などの運動、肩こり改善にトレーナーが行うストレッチなど。
水田さんは「定期的に体力テストを実施して運動の効果を評価する。体力の維持・増進を図るプログラムになっているので、子どもが学習塾に通うように通ってほしい。元気な方はより元気に、体力が落ちてきている方も体力づくりは何歳からでも可能」と呼び掛ける。
全コース45分間個別指導、完全予約制。月2回コース(9,500円)~。対象は60歳以上。
本校(同市東神吉町)、東加古川校(同市野口町)で開講。営業時間は8時~22時。