加古川駅前にあるコミュニティースペース「びぃぷらす」(加古川市加古川町、TEL 079-426-1442)で9月26日~29日の4日間、「加古川武将隊展示会」が開催される。主催は「播磨国造社(武楽衆)」代表の藤井淳さん。
「播磨国造社」(はりまくにつくりしゃ)は、昔、播磨の国といわれていた地域を活性化することを通じて、いろいろな人たちとつながり、地域造りや国造りの手伝いや事業企画を実施。4年前、藤井さんが東京から明石に移住したのを機に設立した。
播磨国造社の事業の一つ「武楽衆」(むらくしゅう)は、甲冑(かっちゅう)一式や陣羽織などのオーダー制作、戦国甲冑Tシャツや缶バッジなどのグッズ販売、播磨の城巡りや甲冑体験などのイベント企画、自分の史跡を登録できる「戦国記録帳」のウェブを運営している。
この度の「加古川武将隊」は、「加古川の中世、戦国の歴史を宣伝することを通して市内外の方に加古川を知ってもらおうと2年前から活動しているが、武者行列など市外での活動ばかりなので、一度は地元加古川で活動したいと思い展示を開催するに至った」と藤井さん。
甲冑2領、陣羽織2~3枚を展示し、加古川戦国史の簡単な紹介や加古川武将隊の案内など歴史に初めて触れる人を対象にした資料を配布する。
「まずは加古川にも城があったこと、武将がいたことを知ってもらいたい。加古川にも戦国の歴史があったことを感じてもらいたい。そして、自分たちの住んでいる所に誇りや愛着を持ってもらえたら」と来場を呼び掛ける。
展示時間は10時~18時(最終日は17時まで)。