加古川の寺家町商店街(加古川市加古川町)で7月28日と8月4日、恒例の「土曜夜市」が開催される。主催は寺家町商店街事務局。
1969(昭和44)年から始まり、今年で49回目となる同イベント。同商店街振興組合理事長の和田晃昌さんは「地域の方々に感謝を込めて、子どもたちに楽しんでもらえたらとの思いで開催している」と話す。商店街が運営する催し物は子どもに気軽に楽しんでもらえるようほとんどを100円で提供する。
当日は、毎年人気だという「鬼退治」や「ガラポン抽選会」「サイコロゲーム」をはじめ、「焼き鳥」「高砂名物にくてん」「たこせんべい」「ひんやりゼリー」などを販売する屋台村など約40店の出店を予定する。メイン会場では「音楽ステージ」、子どもに人気の「お化け屋敷」、地元のサークルによるフラメンコ披露を行う。
商店街の会場では同時開催企画として、市内の幼稚園児や一般の人たちから募集した「笑顔の絵」1000点以上を展示する。和田さんは 「子どもの時に『土曜夜市』を楽しんだ大人が、次は子どもと一緒に来てもらい、世代を超えて楽しさを経験してもらえたら。少しでも記憶に残してもらえたらうれしい」と笑顔を見せる。
開催時間は17時~20時。「笑顔絵展」は8月8日まで。