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「花の寺」円照寺でピンクの彼岸花が開花 間もなく見頃に

ピンク色の彼岸花の開花を喜ぶ上月住職

ピンク色の彼岸花の開花を喜ぶ上月住職

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 「花の寺」として知られる円照寺(加古川市志方町広尾、TEL 079-452-2067)でピンクの彼岸花が開花し、間もなく見頃を迎える。

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 ピンクの彼岸花は、3年前に同寺の住職が黄と白の球根を購入し植えた際、その中に混入していたとされる。一般的に知られるラジア-タ(深紅の彼岸花)の形をしたピンクの彼岸花は珍しいという。

 同寺では、開花時期が異なる5色(紫・黄・白・ピンク・深紅)の彼岸花が栽培され、9月上旬から下旬まで長期間にわたり楽しむことができる。兵庫県内で5色の彼岸花が栽培されている場所は珍しく、現在ではこの時期になると市内外から多くの人が訪れる。

 同寺住職の上月義宗さんは「彼岸花は心が安らぐさわやかな感じ。秋の涼しさを感じてほしい」と話す。タイミングが良ければ、住職らから境内に咲く花の話を聞くこともできる。

 10月にはハギやシュウメイギク、スイフヨウなどの開花が予定されている。本堂では定期的にジャズやクラッシックなどの音楽イベントも開いており、市民の憩いの場にもなっている。

観覧無料。

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