加古川の駅前周辺地域で12月25日まで、スマートフォンを使用したスタンプラリー「かツっと行こう!加古川スタンプラリー」が開催されている。主催は加古川観光協会(加古川市加古川町、TEL 079-424-2170)。
GPS機能付きのスマートフォンで専用ページにアクセスすることで、スタンプラリーが楽しめる同イベント。スマートフォンの専用ページ上の地図に現在地と「スタンプポイント」が表示され、「スタンプポイント」に近づくとスタンプを取得することができる。スタンプは画像として保存することができ、メールやLINEなどのメッセージアプリに添付できる。
「スタンプポイント」は鶴林寺や寺家町、泊神社など加古川の名所を中心に11カ所あり、「かた寺家ない・・・」(寺家町)、「お疲林寺」(鶴林寺)など、場所ごとに駄じゃれが書かれているのが特徴。周遊しやすいように駅周辺にポイントを絞るなど工夫したという。
同イベントは加古川市と甲南大学(神戸市東灘区)が地域課題解決に向けて実施する「加古川『知』を結ぶプロジェクト」の一環で、同大知能情報学部岳ゼミの生徒が中心となり「ICTを活用した観光戦略」をテーマに考案された。
観光協会の辰巳公哉さんは「知名度が高くない、日帰りの割合が多い、滞在時間が短いなどの観光の課題を基に学生が考えた。スマートフォンで調べるだけではなく、現地に来て感じるものもあると思う。これをきっかけに現地周辺も歩いてみて、新しい発見をしてもらえれば」と期待する。
同イベントではスタンプ5個以上を集め、加古川名物の「かつめし」の写真とキャンペーン専用ハッシュタグ「#かツっと行こう加古川スタンプラリー」を添付してツイートすると、30個限定の「かつめし弁当箱」がプレゼントされる。詳細はホームページまたは同協会まで。