8月22日から25日に福岡県で開催された「第48回全国中学校柔道大会」で、加古川市立神吉中学校3年生の寺西礼(てらにしあや)さんが女子個人戦で3位入賞を果たした。
全国大会の女子個人戦は、47都道府県の代表選手によりトーナメント制で実施される。寺西さんは、兵庫県の女子52キロ級代表で準決勝まで勝ち進み3位入賞を果たした。
「柔道を始めたのは4歳の頃、柔道をしていた父と兄の影響がきっかけ」と寺西さん。以来、少年団の柔道クラブと中学校の部活動で柔道を続けている。得意技は、相手を腰に乗せて股の間から足を跳ね上げる投技の「内股」で、全国大会でも「一本」を取っている。
顧問の宮地さんは「強豪が多い東播大会から全国大会の中で実力を出せたことは、自信になり人間的にも成長できたと思う。今後も人としての成長を忘れずに、たくさんの人たちに応援してもらえるような選手になってほしい」とエールを送る。
寺西さんは「柔道は相手を投げた時の気持ち良さと、練習の努力を試合で発揮できたときが楽しい。高校に進学しても柔道でインターハイを目指して頑張りたい」と笑顔を見せる。