加古川の現代アートギャラリー「Galeria Punto」(加古川市加古川町、TEL 079-424-7766)が11月1日、移転1周年を迎えた。
8年前にオープンし、昨年11月、建物の老朽化のため同町に移転した同店。オーナーの籔多聞さんは「加古川に画廊を開いたきっかけは、当初は仕事で神戸に行く予定だったが、加古川に立ち寄ってみたことから。ここで何かできるのではないかと感じた」と話す。
11月4日~12月28日は、次世代を担う国内の作家4人を紹介する企画展「点から線へ」を開催する。同展は出展作家4人が次回の作家を紹介するリレー方式となっており、今年で2回目となる。
籔さんは「点としてのギャラリー活動から線・面にいたる活動を模索し、全国の作家を「点から線へ」とつなげ点から生まれるアートを世界へ発信するために始めた企画。加古川の人に作品を見てもらい、それを話してほしい」と話す。
同展は作家別四期に分けて行う。開催日程は次の通り。11月4日~11月17日=北井真衣さん(石川県)、11月19日~12月1日=内田江美さん(兵庫県)、12月3日~12月15日=阿曽藍人さん(岐阜県)、12月17日~12月28日=ラデックプレディギエルさん(岡山県)。
薮さんは「11月4日は18時から4人の出展作家を招いてオープニングパーティを開催する。作家による当日限りの作品披露目もあるので、気軽に立ち寄っていただければ」と来場を呼び掛ける。
営業時間11時~18時(最終日は16時まで)。日曜定休。入場無料。