ペンギンの元飼育員が営むクレープ店「ペンギンクレープ」(高砂市高砂町)が5月17日、オープンした。
店主の織田真帆さんはペンギンの元飼育員。退職後、「まちを盛り上げることがしたい」とキッチンカーに着目。2020年7月、「飼育員時代に披露していたペンギンショーのように、たくさんの人に見てもらえるパフォーマンス性を持たせた店にしたい」と、クレープ店として営業を始めた。
実店舗をオープンしたきっかけについて、織田さんは「毎回、営業する場所が変わるキッチンカーだと、どうしても来る人が限られてしまう。以前から、常に同じ場所にある実店舗での営業を考えていた」と話す。実店舗を開くなら「地元の高砂で」と考えていたという織田さん。「昨年末、不動産会社から現在の物件を紹介されて話が進んだ。今年2月末ごろから、自身で壁の塗り替えや内装を手がけ、急ピッチで準備を進めていった」と振り返る。
メニューは約30種類。海とオーロラをイメージした「ペンギンクレープ」や期間限定の「マンゴータルト」が人気だという。来店客自身が好みのクレープにアレンジできる「カスタムクレープ」も用意する。
織田さんは「高砂町は、まち歩きができるスポットがたくさんあるので、ぜひクレープ片手にいろいろな場所を散策してほしい。キッチンカーもそのまま保管しており、落ち着いたらまた再開していきたい」と話す。
営業日・営業時間はインスタグラムで知らせる。