ボードゲーム「ラミィキューブ」の日本選手権大会が5月5日、加古川市民会館(加古川市加古川町)で開かれた。加古川での開催は初。
ラミィキューブは、1~13の数字が書かれた4色のタイルとジョーカー2枚の計106枚のタイルを使い、数字と色の組み合わせをつくって手札を減らすボードゲーム。
同大会は例年東京で開催しているが、2018(平成30)年と2023年大会で加古川の予選会を勝ち抜いた出場者が優勝したことを受け、加古川でラミィキューブの普及に取り組むボードゲーム店「駒の時間」が主催の日本ラミィキューブ協会に働きかけ、初めて加古川で開催することになった。
同大会には全国各地の予選会を勝ち抜いた77人が出場。小学生から高齢者まで幅広い世代が真剣勝負を繰り広げた。参加者は「子どもも足し算さえできれば遊べる。家族でワイワイ楽しめるところが魅力」と話す。主催した同協会の桑原正人さんは「加古川大会が盛況に迎えられて良かった。これからもっと発展していければ」と意気込む。
優勝した酒井清隆さん(東京)はポーランドで開催予定の世界大会に出場する。