加古川市ファミリーサポートセンター(加古川市加古川町、TEL 079-424-9933)が11月24日、平岡公民館(加古川市平岡町)で子育て応援事業の説明会を開く。
同事業は保育園の送り迎えや職場での残業などで子育てを「サポートしてほしい人」をサポートする仕組み。「サポートできる人」が子どもの送り迎えや一時預かりをするもので1時間700円から利用できる。
少子化対策で厚生労働省が実施する子育て援助活動支援事業の一環で、加古川市では加古川市連合婦人会が受託し運営する。
「サポートしてほしい人」は「依頼会員」の登録、「サポートできる人」は「提供会員の登録」を行い、事前に講習を受けることで登録することができる。同市内では現在サポートしてほしい人が約1600人、サポートできる人が約550人、登録している。
同センターの山下留美さんは「説明会は少しでも興味があれば来てほしい。ファミリーサポートは昔の近所のおばちゃんが子どもを預かってくれる感覚で利用してほしい。有償だが、お礼の饅頭代わりと思ってもらえれば」と話す。
提供会員については、「子育てに関心のある人が多く、中には保育士を目指す学生や、孫が他の地域でファミリーサポートを利用しているとの理由から加古川市内でサポートしている高齢の方もいる」という山下さん。「依頼会員、提供会員の両方登録している人も約150人おり、協力し合って子育てをしようという会員が多い」とも。
開催時間は10時~12時。要予約。問い合わせは「加古川市ファミリーサポートセンターまで。