かすうどん専門店「くじら」(加古川市加古川町、TEL 090-8776-0396)がオープンして、3月22日で1カ月がたった。
店主の石井昌彦さんは10年前に解体を専門とする会社を立ち上げ、1年前に加古川市内で飲食店「くじら」を開いた。その後、知人から古民家の有効活用について相談を受けた際、立地の良さに引かれ、いったん飲食店を閉店し、うどん店を開くことに。店名は引き継ぎ、和モダンな内装は自ら手がけた。カウンター4席、テーブル席12席を用意する。
「牛油かす」は、牛の小腸を、時間をかけて油で揚げ、水分と余分な油を抽出し乾燥させたもの。「かすうどん」は、牛油かすと関西風のうどんだしと合わせることで「深い味わいになる」という。大阪南河内地方の郷土料理として、昼食やお酒の後の締めに食べられている。
メニューは、「かすうどん」(900円)、「かやくご飯」(300円)、「白ご飯」(200円)、「かすうどんとかやくご飯セット」(1,100円)、「かすうどんと卵かけごはん」(1,100円)、「瓶ビール」(600円)。
石井さんは「加古川のソウルフード『かつめし』と並ぶご当地食にしていきたい」と思いを語る。
営業時間は、11時~14時、18時~21時。水曜定休。