加古川のコミュニティー放送局「BAN-BANラジオ」(加古川市加古川町)が5月から、一般向けに「アナウンス講座」を開く。
講座は半年間かけて、会議やプレゼンテーションなど人前で話す場面で「自分の思いを魅力的に伝えること」を目指し、活舌練習や呼吸法、早口言葉など基礎から学び、スピーチなどのトレーニングを行う。2022年に初開講し今年で3年目。講師は、同局の番組に出演中のスパイシー八木さんと谷山香さんが担当する。講座の最終日には、ラジオの生放送番組制作にも取り組む。
昨年は、20~70代が受講。受講後のアンケートから、多くの受講生がアナウンス技術向上よりも会議での発表や人前でのスピーチなど話し方についての学びを求めていることが分かったため、今年の講座では表現方法やスピーチ構成などについても学べる内容にした。コロナ禍も落ち着いたため、これまで控えていたペアワークなどで実践的な学びの場を提供する。
講師を務める谷山さんは、「滑舌や呼吸法、話題の組み立て方などをちょっと意識するだけでも伝わりやすくなる。会議やプレゼンテーションでも生きるトークスキルを、楽しみながら学んでもらえるので、ぜひ受講してほしい」と呼びかける。
開講期間は、5月~10月で、第1・3土曜日の14時~15時30分が基本。受講料は月額5,500円。募集定員は12人。(開講最少人員4人)。BAN-BANラジオホームページの申込フォームで応募を受け付ける。募集締め切りは4月10日。