田園風景を眺めながら食事が楽しめるカフェ&レストラン「ルーラルキッチン」(加古川市西神吉町、TEL 079-497-5378)が4月1日、オープンした。
店主の丸野仁さんは播磨町出身で同市在住。丸野さんは会社員として20年以上勤めたが、3年前に子どもが成人を迎えたのを機に飲食店オープンを決意したという。丸野さんは「元々商売家系で、兄も飲食店を営んでいる。自分もいずれは店を持ちたいと考えていた」と話す。
調理については、「会社員時代から兄の店を手伝っていたので、大きな問題はなかった」と話すが、実際に店のメニューを考える際は、知り合いに紹介してもらった飲食店関係者からアドバイスを受けたり、いろいろな店に足を運んだりするなどして試行錯誤を繰り返しながら研究を重ねたという。
店名の「ルーラル」は英語で「田園風景」の意味。「緑に囲まれ、誰もが気軽に店に足を運んでもらいたい」という願いを込めた。店内外には丸野さん自身が育てた草花が至る所に植えられている。
メニューはモーニング、ランチ、ディナーを用意。自家製のデミグラスソースを使った「ハンバーグと大きな有頭エビフライ定食」や、ぬか漬けソムリエの資格を持つ丸野さんが漬けた漬物の定食などが人気を集めているという。丸野さんの妻が「中高生も学校帰りや部活帰りに気軽に立ち寄ってほしい」という願いから、学生限定の学割セットも用意した。
丸野さんは「とにかくメニューを豊富に取りそろえているので、いろいろな世代の方に何度も足を運んでもらって、店で楽しい時間を過ごしてほしい」と笑顔を見せる。
営業時間は7時~20時30分(ラストオーダー)。