マルシェイベント「福結び市」が4月1日、鹿嶋神社(高砂市阿弥陀町)参道で初開催される。
主催者の一人で、参道で「かしわ餅」を販売する「敬神堂(けいしんどう)」店主の松本さんは「福結び市を定期的に開き、神社を中心に一年を通して参拝者、登山者、観光客が訪れる仕組みをつくっていきたい」と話す。
「正月の参拝者は多いが、それ以外の時期は訪れる人が減る。神社を中心にこれからの阿弥陀町は時代に合わせて進化しなければならない。参道の空き店舗を活用して、ものづくりの店や工房を増やして魅力あるまちにしていきたい」という。
当日は参道の空き地や空き店舗を利用し、阿弥陀町で収穫した米で作ったチーズケーキ、同町産のイチゴや野菜、米などを販売するほか、ハンドメード作家の雑貨をはじめ、ドライフラワーやサンドイッチ、手作りジャムなど地元で活動する人を中心に約20店が出店する。
松本さんは「参道には桜の木が多く、開花時期が合えば満開の桜の下で『福結び市』を楽しめるので、神社の参拝と併せて楽しんでほしい。高砂市には高御位山、生石神社、市ノ池公園などもあるので一緒に観光して『幸福な時間』を楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~15時。2回目以降の開催日は5月7日、6月4日、10月1日、11月5日、12月3日を予定。