「新春和凧(だこ)展」が1月6日から、コミュニティースペース「びぃぷらす加古川」(加古川市加古川町、TEL 079-426-1442)で開催される。主催は加古川凧の会。
同会会長の松下哲雄さんは毎年、同市内にある「加古川市民ギャラリー」「松風ギャラリー」「あかりの鹿児資料館」で和だこの展示会を開いてきた。3年ぶりとなる同展。松下さんは「多くの方にいろいろなたこを見てもらえたら」と笑顔で話す。
同展では、加古川城主「糟谷武則」をモチーフとした縦2.7メートル・横1.8メートルの「3畳大だこ」や「角だこ」「六角だこ」「変形だこ」など約20点を展示する。
松下さんは「たこ作りにはまったのは、1993(平成5)年に地元少年団に頼まれて、大だこに絵と文字を描いたのがきっかけ。1998(平成10)年に『加古川凧の会』を設立した後も、地域づくりにつながればと、たこ揚げや、たこ作りなどの活動を継続している。展示や活動を通じて地域の方たちや子どもたちにたこの伝統文化を伝えていきたい」と意気込む。
開場時間は10時~17時(土曜・日曜・祝日は16時まで)。木曜定休。今月16日まで。