加古川のコミュニティーFM放送局「BAN-BANラジオ」(加古川市加古川町)が12月24日、兵庫県立東播磨高校(稲美町)放送部の1年生による番組「東播磨高校放送部クリスマススペシャル」を放送する。
同校放送部は2015(平成27)年より夏休みと冬休みの年2回、同局での生放送番組の制作に取り組んでいる。番組内容の企画に始まり、番組進行を担うディレクター、放送機材の操作を行うミキサー、パーソナリティーといった番組に関わる全ての役割を生徒が担当する。
今回は1年生8人が2チームに分かれ、それぞれ25分間の生放送を行う。11月下旬に行われた県高校総合文化祭への参加と期末試験による部活動休みのため、生徒らが番組の準備に取りかかることができたのは12月13日。準備期間が短く大変さも感じているが、生徒らは同文化祭DJ部門での優勝を励みに練習に取り組んでいる。
今回は夏に続いて2度目の生放送。前回とはパーソナリティーとミキサーの担当を入れ替えて放送に臨む。「クリスマスイブに生放送をする高校生はきっと私たちだけ。DJの楽しさを一番分かっている高校生は私たちだという自負を持って、すてきな番組を届けたい」と意気込む。
当日は15時から生放送。「クリスマスに欲しいプレゼント」「あなたの今年の流行語大賞」をテーマに、メッセージをメールとファクスで受け付けている。再放送は翌25日20時から。周波数は86.9メガヘルツ。