法華山一乗寺の麓にある古民家カフェ「田舎fe ほっ家(ほっけ)」(加古川市志方町、TEL 079-452-0192)がオープンして11月22日で1カ月を迎えた。
店舗面積は約120坪。席数は4人がけテーブル4卓と2人がけテーブル4卓、小さな子どもと一緒にくつろげる4人がけ座卓を用意。コンセプトは「おばあちゃんの家に遊びに来た感覚と、ゆったりとくつろげる空間」。屋号の「ほっ家」は、建物がある地名の法華口と「ほっとする空間」をかけ合わせたという。
店主の上崎初美さんと垣内永津子さんは姉妹で志方町出身。実家をカフェとして活用できないかと5年前より計画。屋号や店内のテーブル配置などは家族と共に作戦会議を開き、店にかかる看板や机の天板などは元同僚から譲り受けた。友達からの助言などを元に、店を作り上げる過程を楽しみながら、2人で内装や修理など開店準備を進めてきた。
メニューは、肉か魚かを選べる「週替わりランチセット」(1,300円)。茶わん蒸し、みそ汁、食前酢のほか、地域野菜を使った小鉢5品が付く。食後の手作りスイーツとドリンクのセット(200円)も追加で注文することができる。
上崎さんは「自然豊かな場所で、ゆっくりランチを楽しんでほしい。今後の展開として、店の中でイベントの開催や人と人をつなぐ交流の場にもしていきたい。ゆっくり自分たちのペースで地域の人と一緒に長く続けていけたら」と話す。
垣内さんは「仕事での人間関係などをリセットできる空間にしたい。ほっ家は自然豊かな場所にある。綺麗な空気を吸って、おいしいご飯を食べて、明日への活力につなげてもらえれば」と来店を呼びかける。
営業時間は11時~15時。月曜・火曜・第3日曜定休。