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加古川で発達障がい当事者による講演会 発達の特性を強みに

「はりまADDM-大人の発達自助会-」代表の福田さん(右)と講師の広野さん

「はりまADDM-大人の発達自助会-」代表の福田さん(右)と講師の広野さん

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 発達障がいについての理解を深める「はりまADDM講演会」が10月9日、加古川市総合福祉会館(加古川市加古川町寺家町)で行われる。

前回開催時の様子

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 主催する団体「はりまADDM-大人の発達自助会-」は、発達障がいの当事者や家族が悩みを話し合う場として活動している。当日は、「当事者の目から見た『発達凸凹』就労へのアプローチ」をテーマに講演を行う。発達凸凹とは、「忘れやすい」「動き回る」「こだわりが強い」などの発達の特性を強みとして生かし、活動している状態を指す。

講師を務める公認心理士の広野ゆいさんは「自分の発達の特性を自覚し、周りの人がその特性を理解した対応ができれば、発達に凸凹があっても成果を出していけることを知ってほしい」と話す。講演の後には、兵庫県出身で発達障がいを持つシンガー・ソングライターのyu-kaさんによるライブも行う。

 同団体代表で「笑楽(しょうらく)」として活動する福田鉄男さんは「私自身、発達障がいであるとカミングアウトして周りに少しずつ理解してもらうことで、パニックなどの症状が改善した。講演を通じて、発達障がいのことを一人でも多くの人に知ってほしい」と参加を呼びかける。

 開催時間は13時~16時。参加費700円。要事前申し込み。申し込みは10月6日まで、ホームページで受け付けるほか、当日、会場でも受け付ける。締め切りは10月6日。講演会はオンラインでも配信。

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