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加古川のソウルフード「かつめし」 市内のセブン-イレブンで販売開始

商品を手にアピールする関係者ら

商品を手にアピールする関係者ら

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 加古川近隣の「セブン-イレブン」で8月23日、ご当地グルメ「加古川ポークかつめし」の販売が始まった。

甘めのたれが特徴の「加古川 ポークかつめし」(594円)

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 加古川市とセブン-イレブン・ジャパンは2020年、「地域活性化包括連携協定」を締結。同社はこれまでにも「かつめし弁当」を販売したことがあったが、今回は協定締結を受け地域活性化の取り組みとして商品を企画。市に販売の計画を伝え、かつめしPRキャラクター「かっつん」と「デミーちゃん」をパッケージに使うほか、商品名に「加古川」の地名を入れるなど地域色を打ち出した。同社加古川地区ディストリクトマネジャーの熊谷悠介さんは「かつめしは加古川の有力な観光資源。弁当をきっかけにかつめしを多くの人に味わってもらい、次は加古川に食べに行こうと思ってもらえれば」と意気込む。

 同商品の「かつ」には豚肉を使用。トマトとフルーツの甘酸っぱさが特徴のデミグラスソースを合わせた。付け合わせのボイルキャベツは、カレースパイスで味付けする。販売初日には、かっつんとデミーちゃんの石像前にある「セブン-イレブン」ベルデモール加古川店(加古川町)に岡田康裕加古川市長と加古川観光協会の大庫隆夫会長が訪れ、商品を購入。大庫会長は「よく研究されていて、おいしい。全国規模の企業に取り上げてもらうことで、我が街の宣伝になれば」と期待を寄せる。岡田市長は「甘めのソースで皆さんに喜んでもらえる味。弁当と共にかつめし、加古川を盛り上げていきたい」と笑顔を見せる。

 「加古川ポークかつめし」は加古川市内のほか、明石市、播磨町内のセブン-イレブン86店舗で販売。価格は594円。期間限定。

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