播磨地域を拠点に活動するサッカーチーム「チェント・クオーレ・ハリマ」が5月28日、日岡山公園グラウンド(加古川市加古川町)でホーム開幕戦を迎える。
同クラブは1976(昭和51)年、兵庫教員サッカー部として創設。2020年に「バンディオンセ加古川」から現在のチーム名「チェント・クオーレ・ハリマ」に変更した。
同チームは、4月9日に開幕した関西サッカーリーグ ディビジョン1に所属。アマチュアサッカー最高峰のリーグ「日本フットボールリーグ(JFL)」昇格を目指し戦っている。今シーズンは、昨年現役を引退した元Jリーガーの佐野裕哉さんが新監督に就任。3試合を終えて2勝1分けで、現在の順位は1位。
ホーム開幕戦の相手は、同リーグ2位につける強豪「アルテリーヴォ和歌山」。同チームGMの滝野将成さんは「アルテリーヴォ和歌山は毎年優勝争いに絡むチーム。共に昇格を懸けた大事な一戦になるので、地元の人やサポーターの前で勝利し一緒に喜びたい」と意気込む。
日岡山公園グラウンドでは開幕戦に合わせて、同チームをサポートする園芸用品メーカー「ムサシ」(八幡町)が主催する「ムサシオープンデパート朝市」も開催。約40店が出店する。同グラウンドでの開催は初めて。滝野さんは「地元企業とコラボし、ホーム開幕戦をお祭りのように盛り上げたい。朝市に訪れた人たちにも、一生懸命に戦う姿、心に残るプレーを届けたい。コラボイベントがチームを知ってもらうきっかけになれば」とも。
14時30分キックオフ。ムサシオープンデパート朝市は13時~18時。いずれも入場無料。