社会福祉法人加古川市社会福祉協議会と外林鍼灸接骨院(加古川市東神吉町)が協働し、「フレイル(虚弱)予防体操」の第2弾となる「認知症予防編」のDVDを制作した。
フレイル予防体操を紹介する外林雅夫さんと加古川市社会福祉協議会のメンバー
フレイル予防を目的に制作された前回のDVDを見た医師から、認知症予防の取り組みを広げたいと相談を受け、第2弾制作が決定。椅子に座ったままできる体操で、リズムに合わせて手足を動かしながら、脳トレ要素である「考えること」を取り入れている。15のプログラムで、1つの体操は2~3分。体操の構成や指導は同院の外林雅夫院長が担当。同協議会の職員が体操を行っている。
DVDは、同協議会、加古川市高齢者・地域福祉課窓口、同市内にある6カ所の地域包括支援センターで貸し出しているほか、地元のケーブルテレビと同協議会のユーチューブチャンネルでも収録動画を視聴することができる。
同協議会の本山政幸さんは「みんなで体操の動きをそろえることより、コミュニケーションを取りながら、楽しんで体操してほしい。ユーチューブチャンネルでは、何度でも好きな時間に見ることができるので、ぜひ活用してもらえたら」と視聴を呼びかける。