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加古川で「車椅子ウォークラリー」 介護や介護業界に関心呼び掛け

イベントをPRするスタッフと利用者

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 加古川の介護施設「グループ華」(加古川市加古川町、TEL 079-422-8087)で8月21日、車椅子ウォークラリーが開催される。

車椅子ウォークラリーの企画書を持つスタッフ

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 参加者同士が車椅子に乗車し、同市加古川町南備後地区周辺を歩く企画。災害時に避難場所となる加古川市人権文化センターまでの経路を探検、道中には暗号を解読するゲームも取り入れ、約3~5キロのコースを1時間程度で歩くという。

 同施設の代表、松岡隆介さんは「家族連れで気軽に参加してほしい。介護が必要な時期は突然やってくることが多い。楽しみながら体験し、自然と介護できるようになれば」と話す。介護の担い手となる若手に、介護や介護業界に関心を持ってもらおうと期待する。

 「災害時には地域の人が助け合うことが大切。町内の人と避難場所までの道を確認することで非常時に備えることができる」と松岡さん。町内を巡ることができるよう、比較的小さなエリアにコース設定したという。

 ラリーは、同施設が介護に関する情報発信の場として開催するイベント「かこがわ福祉まつり」の中で行われる。松岡さんは「介護は行政などの支援を受けながら、市民などのエンドユーザーがアクションを起こすことが必要。体の不自由な方やお年寄りがいても、一緒に暮らせるような情報提供を続けたい」と意気込む。

 同まつり開催時間は9時30分~16時。ラリーは10時~12時(受付は9時30分~)。対象は、小学生3~6年、中学生1~3年(保護者も可)。参加無料(定員40人)。

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