サイズが合わなくなった学生服や卒業して不要になった学用品の展示販売会「1dayさくらや」が、3月19日から、「さくらや加古川店」（加古川市東神吉町、TEL 080-3831-0385）で開催される。

さくらや加古川店に展示されている各校の学生服

　今回で5回目となる同販売会では、卒業して不要になった学生服や学用品を買い取り、定価の2割から3割ほどの価格で販売する。商品は加古川市、高砂市の保育園から高校までの学生服や体操服、学校指定の帽子、体育館シューズなど約5000点以上をそろえる。

　同店は学生服や体操服を必要としている貧困家庭やひとり親家庭に販売する活動を行ってきた。買い取り商品の一部の洗濯やネーム刺しゅうを障がい者就労支援施設に発注するなど地域での循環型リユースにも取り組んでいる。

　加古川店代表の喜多サユリさんは「コミュニティやつながりが変化し、学生服を譲る先がなくなっている。新型コロナの影響で家庭の経済的負担も大きい。悩んでいる家庭を手助けし
たい」と話す。

　開催時間は10時～15時。21日まで。事前予約制。