加古川のコミュニティースペース「びぃぷらす加古川」(加古川市加古川町、TEL 079-426-1442)で3月4日、樽山賢児さんの写真展「旅の記憶」が始まった。
1955(昭和30)年生まれ、神戸市出身の樽山さんは、写真愛好家グループ「キャノンフォトクラブ兵庫ネイチャー」に所属する。バイク旅での風景写真、近隣の街歩きなどのスナップ写真、心が動いたものを日々カメラで撮影している。
50歳で大型バイクの免許を取得したという樽山さんは「20歳過ぎからバドミントンに力を注いだが、年を取る度、体力に限界を感じるようになったため、何か新しい趣味を見つけようと思った。中型バイクの免許は取得していたので、さらに大型バイクの免許を取得した」と話す。その後約16年間、大型バイクで日本中を旅している。
樽山さんは「旅の途中で目に入ってくる風景や、そこに暮らす人々との触れ合いなど、一期一会的な出会いは旅の醍醐味(だいごみ)。そんな旅の記録を、記憶と共にいくつか引っ張り出しながら、生きてきた足跡を残したいと個展を開いた。ゆっくりと見てもらい、心の中に残れば」と来場を呼び掛ける。
開場時間は10時~17時(土曜・日曜・祝日は16時まで)。木曜定休。展示は3月14日まで。