高砂市向島町の県立高砂海浜公園で12月4日、「ナイトファンタジーイリュージョン」が開催される。主催は地元の各種団体でつくるナイトファンタジーイリュージョン実行委員会。
音楽に合わせて花火とレーザー光線が夜空を彩る同イベント。昨年はコロナ禍で開催を中止したが、今年は、感染対策を徹底し、観客数を例年の半数とし、約3500人に規模を抑えて開催する。
今回は、新型コロナウイルスの影響で修学旅行が中止になったり日帰りになったりした子どもたちに思い出を提供したいと、2021年3月に高砂市内の小中学校を卒業した1420人を無料で招待。一般参加は、クラウドファンディングに個人協賛として2,000円を寄付すればリターンとして同イベントの参加チケットが受け取れる。上限は1300人。協賛を行った企業の関係者約800人も参加する。
同委員会の野村善胤さんは「2年ぶりの開催にスタッフ一同気持ちが高まっている。イベントで高砂の人に希望の光を届けたい」と話す。
クラウドファンディングの目標金額は200万円。資金は「レディーフォー」で募集している。10月31日まで。