東播磨を中心に、三木市や神戸市などで営業するキッチンカー「ペンギンクレープ」が7月17日、オープン1周年を迎えた。
店主の宮崎真帆さんは動物飼育員を退職後、「町を盛り上げる事がしたい」とキッチンカーに着目。「飼育員時代に披露していたペンギンショーのように、たくさんの人に見てもらえるパフォーマンス性を持った店にしたい」と昨年同店をオープンした。出店場所や営業日時はSNSで発信している。
飼育員時代には勤務中、ペンギンに見とれ過ぎてプールに落ちたことがあるほど、大のペンギン好きという宮崎さん。キッチンカーも、ペンギンのイラストやぬいぐるみなどをあしらった作りとなっている。
クレープのメニューは、季節限定商品も含め約30~40種類。中でも、店名にもなっている「ペンギンクレープ」は、海とオーロラをイメージしており、子どもを中心に人気が高いという。「ペンギングッズを持ちよる常連客もおり、ペンギン愛好家たちの憩いの場となっている」とも。
宮崎さんは「コロナの影響でイベントが中止になるなど出店できる場所が限られているが、常連のお客さんが来てくれている。クレープを見て、食べて楽しんでもらいたい。多くの人が楽しい気持ちになってもらえたら」と笑顔を見せる。