子供向けロボットプログラミング教室「プログラボ」による出前講座が9月24日、高砂市立米田小学校(高砂市米田町)で開催された。
2020年度の新学習指導要領の改訂に伴い米田小学校ではプログラミング的思考を育成しようとLEGOのロボットを活用した理科の実験やプログラミング学習を行ってきた。同講座では、小学4年生約90人を対象にもっとプログラミングについての興味を持ってもらおうと、11月に市内に開校するロボットプログラミング教室による簡単なロボットプログラミング実習を行った。
授業では、1時間でロボットの組み立てを行い、もう1時間でプログラミングと実際のロボットの操作を行った。授業を振り返り、参加した児童から「ロボットを動かすプログラミング授業なら、もっとやってみたい」「自分が作ったロボットが動くのが楽しい」「思うように動かすのは、とても難しかった」という感想が上がった。
出前講座は、同市内の残る9小学校でも順次開催していく。米田小学校校長の瀧野祐一さんは「高砂市の子供たちには、出前講座を通してプログラミングの楽しさを知ってもらいたい」と話した。