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加古川で子ども向けロボット教室 プログラミング学ぶ場に

真剣な眼差しでロボット製作に取り組む子供らの様子

真剣な眼差しでロボット製作に取り組む子供らの様子

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 小中学生に向けて理数系の人材育成に取り組む団体「みらくりっく」が1月9日から、東播磨生活創造センター「かこむ」(加古川市加古川町)で、子ども向けのロボット教室を開く。

製作するロボットと代表の橋本さん

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 教室は、さまざまな形をしたブロックを組み合わせる「ロボット工作」から始まる。モーター駆動など複雑な仕組みを徐々に取り入れ、最終的にプログラミングを行っていくもの。教室を通じ、思い通りにロボットを動かすことができるようになることを目指す。

 主催する「みらくりっく」は2015年11月から明石市内でロボット教室を開催し、エリアを拡大。幅広くロボット教室に参加してもらうため加古川での開催を決定した。12月には、体験授業を行い、50人を超える参加者が初めてのロボット作りに盛り上がりを見せた。

 活動のきっかけは、中学生向けの塾講師をしていた代表の橋本聖司さん。子どもの教育に携わる中、「小学生のうちから考える力を身に付けてほしい」と、ロボット教室をスタートした。

 大手企業でもロボット教室は行われているが、「みらくりっく」は幅広く子どもたちにロボットの教材とプログラミングを学ぶ機会を提供するため、安価で質の高い授業内容を提供している。

 「この教室では、子どもたちに試行錯誤しながらロボットを作ってほしい。単に作り方を覚えるだけでなく、自分で考えて作る応用力を身に付けてもらえたら」と橋本さんは真剣な表情で語る。

 ロボット教室は今後、定期開催を予定。事前申し込みは「みらくりっく」(TEL 078-223-5050)まで。

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