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高砂・白陵高校生が甲子園の開会式で司会 2年ぶり開催の始まり担う

甲子園の開会式で司会を務める大島璃子さん

甲子園の開会式で司会を務める大島璃子さん

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 白陵高校(高砂市阿弥陀町)の生徒が8月9日、阪神甲子園球場(西宮市甲子園町)で開幕する「第103回全国高等学校野球選手権大会」で開会式の司会を務める。

進行台本を練習する大島璃子さん

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 司会を務めるのは、同校放送部3年の大島璃子さん。大島さんは6月20日に行われた「第68回NHK杯全国高校放送コンテスト兵庫県大会」のアナウンス部門で準優勝し、全国選手権大会の運営委員会から開会式の司会の一人に選ばれた。同校の生徒が司会を務めるのは初という。大島さんは「放送部の大会で上位に入ると甲子園で司会ができると知ってからひとつの目標にしていた。全国的で注目度がある甲子園の司会に選んでもらい光栄」と笑顔を見せる。

 毎年、同大会の開閉会式では兵庫県内の高校3年生から選出された各2人が司会を務める。2日には、開閉会式で司会を担当する4人が主催者の元を訪れ、発声や台本の読み練習を行なったという。「屋外で練習する方が音の響きが良いと教わったので、本番までに外で練習を積みたい」と大島さん。「(コロナ禍の)こういう環境下でも甲子園があることに多くの人が勇気をもらうと思う。そういう舞台の始まりを務めさせもらえるのは光栄なことなので、その大会に恥じないように頑張りたい」と意気込む。

 開会式は9時から。

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