加古川在住のデザイナー・西嶋輝さんの個展「366日ポスター展」が7月19日から、JR加古川駅構内の「加古川市民ギャラリー」(加古川市加古川町)で開催される。
オーロラ箔(はく)を使用したチラシ。角度によって色の変わる。
西嶋さんは、2017(平成29)年から展開している自主企画「365 days project」で一日一日の記念日の意味をデザインに込めて毎日制作し、インスタグラムで配信してきた。同展では、2020年に「作字」をテーマに、オリジナルの書体を作って制作したポスターを展示。同年がうるう年だったため制作点数は366点に及ぶ。見る人に「あ、そういうことか!」と小さな驚きを与えられる仕掛けを効かせたデザインを心掛けているという。
同展は今回で4回目。西嶋さんは「年に一度の展示は、毎日の制作とは違う感覚。毎年見にきてくれる人もいて、その人の人生も変化していて時間の経過を感じる」と話す。
7月25日まで。開館時間は10時~18時(19日は14時から。25日は17時まで)。入場無料。