加古川の魅力を学ぶイベント「サマーフェスティバルin加古川大堰(おおぜき)」が9月12日、一級河川加古川の「加古川大堰」で開催される。主催は「加古川の河川環境を守る会」。
同大堰は、河口から約12キロの地点にある長さ422.5メートルの可動堰。加古川の洪水、氾濫を防ぐ目的や、工業、農業用水、水道水の確保のため1988(昭和63)年に完成した。
同大堰で開催されるサマーフェスティバルは今回で3回目。川にすむ魚類の採捕、観察のほか、アユ、ニジマスとのふれあい体験、河川敷の清掃活動を予定している。イベントを通して、加古川の豊かさを守り、後世に引き継ぐため、東播磨の子どもたちに加古川の実態を学んでもらおうという。
同会の渡辺昭良さんは「魚とふれあう体験を通して川の魅力を感じて取ってもらいたい。保護者の皆さんには加古川大堰による環境維持と治水対策について再認識するきっかけにしてほしい」と参加を呼び掛ける。
開催時間は8時~12時。参加費無料。定員60人(加古川市20人、明石市14人、高砂市10人、稲美町8人、播磨町8人)。参加対象は小学3年生~6年生とその保護者。参加申し込みは同事務局がファクス(FAX 0795-23-3674)で受け付ける。申し込みは7月30日まで。問い合わせは同事務局(TEL 0795-22-2572)まで。