加古川市を中心に活動するパーソナルトレーナーが6月8日、子どものロコモティブシンドローム(運動器症候群、以下ロコモ)を解決するダンスを考案し、ユーチューブで公開した。
ダンスを考案したのは、パーソナルトレーナーで「NPO法人兵庫県元気UP協会」理事長の水田伸一さん(加古川市東神吉町)らのグループ。ダンスには「ロコモクエスト~KANKIの舞~」と名付けた。ロコモは運動機能障害のために移動機能が低下した状態を指し、ロコモを抱える人が片足立ちや前屈などを交えたダンスを繰り返すことで、全身の柔軟性などの「ロコモチェック」をクリアできる振り付けになっている。
テーマソングの作詞作曲はヤギリンゴさん、ダンスの振り付けはインストラクターのMayumiさんが手掛けた。水田さんが地元にゆかりのある2人に声を掛け動画を製作した。動画には、Mayumiさんが指導するダンスチーム「poco a poco club」の小学4年生までのメンバーが参加している。
水田さんは「年配の人よりも若年層の方がロコモの問題は深刻。子どもにもなじみやすい曲調に仕上げてもらった。子どものロコモについても関心を持ってもらうきっかけになれば」と話す。
ユーチューブの「水田伸一の筋トレ教チャンネル」で視聴できる。