高砂銀座商店街(高砂市高砂町)に4月1日、コワーキングスペース「LINC TAKASAGO(リンク タカサゴ)」がオープンした。
同スペースは、高砂市内の空き家対策としてクリエーティブ系の人や組織を呼び込み、活性化につなげようと、2019年、高砂商工会議所を中心に、高砂市や兵庫大学などで構成された「LINCプロジェクト」事業の一環。同プロジェクトは、今年1月から、試用期間として、同スペースにシェアオフィスを開設。現在地元企業2社が利用している。
建物は2階建てで、1階部分は会議室や休憩スペースなどとして利用できるほか、イベント開催もできる広さとなっている。2階は3部屋で、それぞれデスクを配置したシェアオフィスとなっており、テレワークや副業などに利用できる。
同プロジェクトリーダーの黒田昌宏さんは「多くの人が集まれば、多くの意見が出る。そこで何か新しい取り組みが生まれ、高砂市からビジネスや活動が始まってもらいたい」と話す。
営業時間は9時~17時。専用アプリをダウンロードすると利用予約ができるほか、イベントの開催情報や告知の発信が行える。同スペースでは、同商店街で毎月第3土曜に開催される「朝ごぱん市」に合わせてイベントを開催。次回4月17日はワークショップ「鯉のぼりをつくろう」を予定。