加古川市中央消防署が3月13日、ゴルフのプレー中に心肺停止となった男性を救助したとして、加古川ゴルフ倶楽部従業員6人に感謝状を贈呈した。
2020年12月22日、80代男性がプレー中に心肺停止となり、駆け付けた同倶楽部の従業員がAEDを使った心肺蘇生と心臓マッサージを行った。ほかの従業員は救急要請や現場までの誘導など連携し救命活動を行った。男性は現在社会復帰を果たしたという。
同ゴルフ倶楽部は、加古川市が運用している「救命サポートステーション」に登録しており、AEDの設置や、救命講習を修了した従業員が在籍している。
感謝状を受け取った男性は「加古川市が行っている救命講習を受けた経験が生かされた。社会復帰されたと聞き、またゴルフ場で元気な姿を見せてほしい」と話す。