加古川の地元食材を使った「恵幸川(えこがわ)鍋」を考案した「エコがわさん」が6月20日、「恵幸川鍋五訓」を発表した。
恵幸川鍋は、加古川を盛り上げようとする加古川市職員約10人を中心としたグループ「エコがわさん」が4年前に考案した鍋。
発表された恵幸川鍋五訓は、「地産地消である」「岡田本家の酒かすと高松清太夫老舗の味噌(みそ)を使う」「旬の野菜を使う」「加古川を愛するみんなのものである」で、五訓のうち、あえて4番目を空白にしている。
エコがわさん代表の市環境政策課、藤本雅彦さんは「4番目については、あえて空白にしており、各店でこだわりの魂を筆入れしてもらうことで真の完成となる」と話す。
恵幸川鍋五訓はエコがわさんに認定された各店に掲示される。現在、恵幸川鍋提供店は「やさしい男の料理 ひなた」(加古川町大野)、「かき庄」(加古川町篠原町)、「馬馬家」(加古川町寺家町)、「創作酒房 駄駄」(加古川町北在家)など。
藤本さんは「恵幸川鍋を提供する店も、本当に地域のことが好きで盛り上げていこうとしている。旬の野菜を使うため、季節によって味も変わるのでいろんな味が楽しめる。ぜひ、恵幸川鍋を食べてもらい、みんながニコニコ笑顔になってほしい」とアピールする。