「杉村太蔵氏講演会『アフターコロナに備えて』~人生大逆転劇太蔵流、チャンスをつかむ技術~」が3月22日、高砂市文化会館(高砂町朝日町)で開催される。昨年から続く新型コロナウイルスの感染拡大の中、共に歩む地域の事業者に向け、応援の意味も込め、高砂商工会議所(高砂町北本町、TEL079-443-0500)が主催する。
企画を担当する商工振興課経営支援員の上田純平さんは「昨年1度目の非常事態宣言が解除された頃、『新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止と社会経済活動の両立を目指し、兵庫の新たな生活様式『ひょうごスタイル』を定着させる』という、労働環境対策(ひょうごスタイル定着)事業の主催企画を思案していた」と話す。
1度目の非常事態宣言後、商工会議所窓口には中小企業や個人事業主から今後の経営不安や利用できる補助金に関する相談が絶え間なかったという。「実際に事業や店を廃業したり、整理されたりする方もいた。出口が見えない不安感が漂っていて、地域の活性につながることができたらと思っていた」と振り返る。
上田さんは「皆さんがご存じで、見識が深く、肩の力を抜いて話が聞けて、共感できる。そんな方から地域に愉快なエールを送ってもらえたらという思いで企画した。この苦難を乗り越える力と勇気とヒントを得るための機会にしてほしい」と呼び掛ける。
開催時間は14時~15時30分。事前登録制で、定員は300人。入場無料。申し込みは高砂商工会議所ホームページ内の申し込みフォーム、QRコード、ファクス、電話で受け付ける。2月26日締め切り。参加の際は参加証持参とマスク着用が必須。