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「多様化する看取りの場」について考える オンラインシンポジウム開催

シンポジウムを開く主催者

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 オンラインシンポジウム「看取りの場を考える」が11月21日、ユーチューブライブで配信される。主催は福祉グループ「つなぐ手と手」と「加古川認知症の人と家族、サポーターの会」。

イベントのチラシ

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 つなぐ手と手は、高砂市内の福祉団体や施設などの関係者が集まり2016(平成28)年に発足。現在は約25人で活動している。これまで市内で映画上映会や講演会、研修会などを開いており、毎年9月に実施される高砂市立図書館のバリアフリー月間ではパネル展示も行っている。

 コロナ禍によって今回が初めてとなるオンラインでシンポジウムを企画。講演では地域密着型特別養護老人ホーム常寿園、グループホームCHIAKIほおずき、介護老人保健施設ハーモニー園、ぬくもり訪問看護ステーションの各施設から、看護師やケアマネジャーらがそれぞれの立場で話をする。参加者はユーチューブにアクセスして自由に聞くことができる。

 理事の垣内達也さんは「今は最期を迎える場所が多様化している。しかし病院以外での看取り関して、家族らの心構えや準備ができていないことが多い。どこで、どのように最期を迎えたいのか家族で考え、話し合うきっかけにしてほしい」と話す。

 シンポジウムが行われた後も、1カ月ほどユーチューブで視聴することができる。

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